ステップアップ認証のチャレンジは 401 で届き、クライアントにはループ防止が要る

RFC 9470 は、API がクライアントに「このトークンは、弱すぎる、または古すぎるログインで取得されたものだ」と伝える方法を定めています。RFC を節ごとに読み、試作のサーバーとクライアントを作ると、仕様が決めているもの(401 のチャレンジと2つのパラメーター)と、実装側に残されているもの(同時に届くチャレンジ、ループ、キャッシュ)が分かります。

2026年9月15日 | 11 min

WebSocket の Origin 検証が止めるのは他サイトのページで、他のクライアントではない

WebSocket のハンドシェイクにある Origin ヘッダーは、ブラウザが付けるもので、それ以外のクライアントは好きな値を送れます。許可リストが守るのは、Cookie 認証のブラウザセッションが他のサイトから使われることで、接続してきた相手が誰かは証明しません。動くサーバー、実ブラウザでの攻撃、そこから導かれるハンドシェイクの規則を示します。

2026年9月10日 | 11 min

リフレッシュトークンをローテーションすると、並行リクエストでログアウトされることがある

リフレッシュトークンのローテーションは、使用済みトークンの再利用を盗難の警報として扱います。期限切れのアクセストークンで3つのリクエストを同時に送り、401ごとに更新するクライアントは、同じリフレッシュトークンを3回提示して、自分で警報を鳴らします。この記事では、素朴なクライアントをあえて壊し、single-flight と stale check で直します。そのうえで、サーバー側の猶予期間、リクエストの待機、先回り更新、送信者制約付きトークンを比べます。

2026年8月30日 | 13 min

トークンが切れても生き続けるWebSocketを、どう扱うか

101 レスポンスのあと、どのリクエストにも認証情報は載りません。サーバーが覚えているのは証拠ではなく判定結果だけです。1つのトークンをブラウザのハンドシェイクから追いかけ、ページから何が見えて何が見えないかを確かめたうえで、再接続・帯域内(in-band)・帯域外(out-of-band)の3つの更新方法を、動くサーバーとテストとヘッドレス Chrome の確認つきで比べます。

2026年8月21日 | 17 min

認証としてよいことを分ける

API の認証とロールベース認可を、主体・経路ごとの権限・人とマシンの認証情報に分けて設計する方法を説明します。

2026年8月11日 | 13 min